Before
70代 女性 主婦
一年前に疲れからか身体の側面に発疹が出来、痛みと痒みが徐々に強くなりなかなか改善しない為受診した
病院での診断では帯状疱疹と言われ痛み止めや抗ウイルス剤の服用を行った
発症から暫く日数が経過していたため皮膚がきれいに改善したが、疼痛が残った
安静時や活動時でも疼痛が気になり日常生活でも支障が続いていた
病院で慢性疼痛の薬剤を服用しているが、あまり変化がなく一日中疼痛が続くため漢方相談に来店
中医学ではヘルペス後疼痛は神経や経絡にトラブルがあると考え、また発症から1年以上経過している事から、「久病は瘀血をつくる」と言われるので血流をサポートする漢方と神経や経絡の巡りを整える生薬配合剤をお勧めした
After
服用暫く経過したあたりから日常で気になるタイミングに変化があり、1か月服用したころには疼痛に悩まされる事が格段に減ったようだ
また病院の薬剤の服用を減薬できてきたとのこと
今回のポイント
中医学では痛みは不通則痛と考え、特に帯状疱疹後の痺れや疼痛は経絡の流れが悪くなっていると考える
経絡の流れを良くする生薬には植物以外にも動物や昆虫などがある
西洋医学では神経の修復で痺れを改善する方法であるが、中医学では経絡の流れを正常化することで痺れや麻痺・疼痛などを軽減させると考える
1年経過していたが思いのほか短時間で軽減できたのは血流をサポートする漢方も併用したためではないかと思われる
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