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漢方薬の服用で情緒の不安感が軽減しました

Before


漢方相談前

40代  女性 主婦

 

この方は親の介護と家事に追われる生活の為に体調不良となった。

詳しく尋ねてみると、介護で心労が重なってから血圧の上昇・動悸・不安感が続くため、病院を受診し、漢方薬を服用中との事。

しばらく服用した事で血圧の上昇はずいぶんと改善してきた。

しかし不安感や動悸があり、熟睡感が無い状態が続くため、スッキリしないと相談。

食欲は無いが、3回食事は食べているとのこと。

実際に夢を時々見ている様なので、熟睡していない様子。

舌を見ると淡黄膩であった。

精神不安になると、胃腸機能が十分に働かなくなると説明。

また熟睡感が無いので、高ぶった気分を落ち着かせる漢方薬を勧めると伴に食事でアルコール・香辛料・冷たい物・脂っこい物などを控えるように説明。


After


漢方相談後

服用2週間後に来店。

夢が減った為か、熟睡感が得られ、日中の気分がスッキリしてきたとの事。

夜間に十分な睡眠がとれる様になったので、体の調子が良くなったと感じていると話された。

しかし、家事など忙しい状況が続くため、定期的に服用を続け様子をみていきたいと話された。

舌苔はずいぶんと改善し、白苔へ変化していた。


今回のポイント


この方は心配や気苦労などで心・肝が不調となり、胃腸機能低下となったと考えられます。

舌苔の具合は胃腸機能と関係があるため、自分でセルフチェックを行いながら、食事の取り方にも注意が必要です。

漢方薬の服用と食養生の二つを行うことで、改善が早かったと思われます。

薬剤師 相良 宇宙
薬剤師 相良 宇宙