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何度も稽留流産をし、不育症と言われた談

Before


漢方相談前

38才 女性 医療関係

 

細身で介護の仕事をされ、昨年12月より今年にかけ3回妊娠するが3回とも稽留流産をする。

本人は、子供は欲しいが年齢も考え、何かよい方法はないかと心配され来店。

手足が冷え、肩凝り、便秘、舌質舌苔から見ると元気の気が少なく貧血気味で性格も神経質気味である。

補血する為、漢方のシロップと血の巡りをよくする漢方をすすめ、体調を整える漢方薬をプラスした。

中医学では血が増えるには120日程度(4か月)は時間が必要であると説明

また血を増やすには原料である赤みの食材やミネラルを含む海産物の摂取なども並行して行う様に説明

 


After


漢方相談後

3ヶ月同上の漢方薬と食事養生を続けられると体調が整い、市販のテスターで妊娠陽性の反応ありった

しかし、また流産するだろうと思い込み、稽留流産の事ばかり考えてた様である。

8週目にようやく受診をし、心音を確認され少しホッとされる。

着床が解り、「血」の巡りをよくする漢方薬を止め、現在は補血する漢方薬のシロップと体調を整える漢方薬を続けて服用されている。

このまま胎児が順調に元気に育つことを祈ってます。


今回のポイント


流産を繰り返す原因にもいくつか理由があるが、この方は細身であるため妊娠を維持するための体力(身体に必要な気血)の不足が考えられた

体力(気血が)充実していれば胎児栄養を十分に分ける事が出来るので順調な成長につながると考えられたので、気血を増やす食養生と漢方養生をしてことで良い結果となったと思う

薬剤師 相良 宇宙
薬剤師 相良 宇宙