Before
50代、女性、体型は中肉中背です。
咽頭痛と発熱があり、病院を受診したところコロナウイルス感染していました。
数日後に解熱し、のどの痛みも改善しましたが、咳が続きます。
病院でいただいた咳止めのお薬を服用すると咳は改善しますが、咳を繰り返してしまうので漢方相談しました。
詳しく状態を確認すると特に夜間に痰の出ない空咳があり、口の乾きと倦怠感があります。
病院での検査では、肺の異常は見つからず、酸素分圧などは正常範囲でした。
After
発熱や発汗などの影響で、のどや肺の潤いが消耗してしまい、潤い不足となり痰の粘り、口の乾き、空咳につながっていると考えられました。
そこで、潤い不足を考慮して、この方の体調体質に合った漢方薬を勧めさせていただき、漢方薬はお湯に溶かして服用するようにと説明しました。
数日後にお客様から電話があり、しばらく困っていた咳が改善したと喜びの報告がありました
また服用をお勧めさせていただいた漢方薬は疲れなどにも良いため、咳と疲れの改善のために漢方薬の継続服用をお伝えしました。
今回のポイント
発熱や発汗により体に必要な潤いを消耗したため、気管や肺などの粘膜の潤いが減り、乾燥による刺激で咳が出ていたと考えられました。
そのため、不足した潤いを補うことを考慮して漢方薬をお勧めさせていただき、咳が改善した漢方体験談です。
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