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みちかけ新聞 2023年2月号 No.66

【春の養生】

そろそろ気になる花粉の季節

花粉症は、自然界の邪気「風邪(ふうじゃ)」が花粉を連れて身体に入り込むことで起こる症状と考えます。

身体の抵抗力が足りない体質の人は、風邪が侵入しやすく、花粉症の症状も強く出やすいので気を付けてくださいね。

【透明な鼻水・「冷え」もある花粉症タイプ】

「風寒」の花粉症
「冷え」もあるので、まずが冷えを取り除くことが大切なので、身体を温めるようにしましょうね。●寒くなると痛みが現れる

紫蘇茶・シナモンティーなどの香りのよいお茶を楽しむのもおすすめです。

また、お風呂にゆっくりつかって、身体を温めるのも◎です。

(おすすめ食材)*常に身体を温めて、代謝を良くしましょう。
●しそ茶  ●シナモンティー  ●こぶしの花のつぼみのお茶  

【黄色い鼻水・目の充血・かゆみの「熱」タイプ】
「風熱」の花粉症
黄色く濃い鼻水や痰・口の乾き・目の充血・かゆみ・皮膚の赤みなどの症状が現れます。
甘い物・脂っこい物は避け、熱をとってくれる食材を積極的に摂るようにしましょう。

辛い時は、炎症をとる漢方薬もおすすめです。

 

 

(おすすめ食材)
●どくだみ茶 ●ミントティー ●菊花茶 ●石持(いしもち)…魚の耳石

●塩焼きやムニエル ●昆布じめ   などの魚料理もおすすめ

【多量の鼻水・瞼の腫れのある「湿」タイプ】
胃腸の働きの低下により、体内の水分バランスが悪くなっています。多量の鼻水・まぶたの強い腫れが特徴です。

余分な「湿」を取り除くために、利水効果のある食材を積極的に摂りましょう。
胃腸の負担を抑えるために、味の濃い食事は控えめに。

(おすすめ食材)

●くるみ  ●ハトムギ茶  ●菖蒲(しょうぶ)茶  

春雨  ●モヤシ

【疲れやすい・風邪をひきやすい「気の不足」タイプ】
「虚」の花粉症

このタイプは。長期間不調が続くことが多いです。「気」を補うには、「肺」を強くし、「胃腸」を大切にすることで、「衛気(免疫力)」が高まり、少しずつ花粉に負けない身体へと変化していきます。

(おすすめ食材)

●杜仲茶  ●大豆製品(豆腐、湯葉なと)  ●インゲン豆  ●黒豆

白キクラゲ  ●山芋  ●クコ茶

\花粉症の体質改善のポイント/

~花粉症の対処は、症状がない時のケアが大切です。~

●肺を強くする呼吸運動
●陽気を増やす運動療法(ウォーキングなど)
●胃腸に優しい食事を心がける
 (辛い物や脂っこい物、甘い物、乳製品などは少なめに、野菜は多めに)

 


おすすめの薬膳レシピー薬膳チョコグラノーラー

【材料】:板チョコ1枚 ・バター5g

     (ナッツ類 全部で65gくらい)
     枸杞の実・ナッツ
     煎りはと麦・松の実

 

 

【作り方】

① ボールに刻んだチョコとバターを入れ、
  60℃くらいの湯煎にかけてゆっくり溶かす

② 1が溶けたら、湯からおろし、
  残りの材料と混ぜ合わせる。

③ バットまたはタッパーなどに、

  クッキングシートを

  敷き、チョコを入れ平らにする。

④ 2時間ほど冷やし固め、

適度な大きさにカットして完成


(2023年2月の予定)

定休日:2/5(日)・2/11(祝・土)・2/12(日)
    2/19(日)・2/23(祝)・2/26(日) 

臨時休業:2/9(木)13時~
     *研修会参加の為

【店内イベント】

血流測定会(参加費無料)  
  2月11日(土) 10時~16時
  2月16日(木) 10時~15時

漢方café(参加費550円)
(店頭)   2/27(月) 
9:30~

(オンライン)2/28(火) 9:30~ 

【3月の店内イベント】
カルフィアエステ会 
  3月8日(水)13時~予定

子宝cafe(ハイブリット開催)
  3月12日(日)10時~12時


みちかけ新聞 2022年1月号 No.53