【冬の養生】
寒さに負けない身体つくり
冬の養生は、「蓄える」
活発に活動するのではなく、ゆっくり過ごしましょう。
また冬の寒さは、外からの冷え「外寒」、内側の冷え「内寒」があります。
今回は、それぞれの冷えの対処法について、お伝えしますね。
【外寒① 風邪(風寒感冒)】
カゼとは、「風邪(ふうじゃ)」が悪さをすることで起こります。
まや、冬には、「寒邪(かんじゃ)」も一緒になることで、「風寒感冒」となります。
ぞくぞくし始めたら、早めに養生を心掛けましょう。
(おすすめ食材)温性の食材・辛味のあるもの・発散するものを中心に取りましょう。
●三つ葉 ●大根 ●ねぎ ●白菜 ●葛
【風寒② 関節痛】
身体が冷えることで、関節の冷えや痛み等の症状が現れます。
温めると痛みが和らぐことが多いので、下半身を温めるようにしましょう。
カイロや火を使わないお灸などを上手に使うのもポイントです。
(おすすめ食材)*身体の余分な湿気を取り除き、身体を温め血行を良くする食材を
●シナモン ●紅花 ●よもぎ ●あたたかい焼酎(少量)
【内寒① 肺の陽気不足(息切れ・咳)】
寒い時期に現れる息切れや咳などの症状は、肺の陽気不足が原因に。カゼを引きやすい状態でもあるので、顔色が青白く、気になる症状があれば早めに対応しておきましょう。
(おすすめ食材)*冷えを取り除き温めること、全身のエネルギーを補うこと。
●シナモン ●すっぽん ●白きくらげ ●豚ひれ肉 ●生姜 ●ねぎ ●ゆり根
【内寒② 心の陽気不足(胸痛・動悸)】
寒さで「心(しん)」の陽気が不足すると、胸痛や動悸、息切れ、顔色の黒ずみといった症状が現れます。
心は生命活動の中枢となる大切な器官。
症状の軽いうちにしっかり対応しておきましょう。
(おすすめ食材)*心を養い、血行を促す食材をとりいれましょう。
●シナモン ●黒砂糖 ●かぼちゃ ●大豆 ●山芋 ●ささみ
【内寒③ 腎の陽気不足(腰痛・めまい)】
寒さで腎の陽気が不足すると、腰の冷えや腰痛、四肢の冷え、めまい、耳鳴りといった症状が現れます。
生命を維持するエネルギー源「精」を蓄える腎。
この腎を養って強い体質をつくることは、冬を健康に過ごすための基本です。
春に向けて、腎からしっかり体質改善をするように心がけましょう。
(おすすめ食材)*精をつけて腎を補うもの、温性のものを。
●シナモン ●くるみ ●黒ゴマ ●羊肉 ●牛肉 ●松の実
おすすめの薬膳レシピーかぼちゃのいとこ煮ー
【材料】:南瓜 1/4個 ・ 乾燥小豆 適量
水 200㏄ ・ 醤油 大匙2
砂糖 大匙2 ・ みりん 大匙2
酒 大匙2
【作り方】
① 小豆を柔らかく煮る
②かぼちゃを切り、面取りをする。
③すべての材料を鍋に入れ、落し蓋をいれ、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
(2022年12月の予定)
定休日:12/ 4(日)・12/11(日)・12/18(日)・12/25(日)
年末年始の休み:12/29(木)~1/3(火)まで
【店内イベント】
エステ会 12/19(月) 13時~18時
【イベント出店】
12/4(日)ままいろフェスタ(昭和電工ドーム)
12/13(火)ごほうびマルシェ(ファベルスペース)