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みちかけ新聞 2022年11月号 No.63

【風邪やコロナやインフルエンザに負けない!】

体質改善で冬を元気に乗り切ろう!

私たちの身体は、『衛氣(えき)』というバリアのように守られています。
この『衛氣(えき)』のパワーが弱まると、邪気が侵入し、風邪や感染症などの病気を引き起こします。
邪気はどこから侵入してくるかというと、中医学では3つの首から侵入してくると考えます。
3つの首とは、「首・手首・足首」です。季節の変わり目は、油断するとこの3つの首から、邪気が侵入してくるので、冷やさないように気をつけましょうね。
また、
『衛氣(えき)』を補うには、食事が大切です。でも、胃腸が元気でないと、食べたものから、『衛氣(えき)』が生まれません。
日頃から、胃腸にやさしい食事を心がけていきましょう。


さて、この時期になるとTVから聞こえてくる
「あなたの風邪はどこから???」のフレーズ

今回は、中医学的に考えてみました。

【のどからくるタイプ】

このタイプの方は、肺の機能が低下気味かもしれません。
肺のパワーが低下すると、邪気が体内に入りやすくなります。

すぐに風邪をひいてしまう。のどが痛くなる。
そんな方は、肺の養生を心がけましょう。
腹式呼吸などを取り入れ、肺の機能を高めましょう。

(おすすめ食材)肺は「潤いを好み、乾燥を嫌う」という特徴があります。肺に潤いをつけてくれる食材がおすすめです。
●ねぎ ●生姜 ●紫蘇 ●大根 ●梨 ●銀杏 ●白ごま ●ハチミツ

【おなかからくるタイプ】

このタイプの方は、胃腸が弱く、胃腸の機能が低下することによって、湿(余分な水分・汚れ)をためやすくなります。

そのため、吐き気・下痢・軟便などの症状が現れやすくなります。
また、私たちは、食べたものから「気」が作られるのですが、胃腸の機能が低下気味の方は、この気も不足しがちに。
胃腸に優しく、消化しやすい食事を心がけましょう。

(おすすめ食材)*身体の余分な湿気を出してくれる食材をとりましょう。
●生姜 ●紫蘇 ●もやし ●春雨 ●苦瓜 ●バナナ ●大豆 ●豚肉 

●南瓜 ●山芋

【体力低下によるタイプ】

慢性疾患をお持ちの方や高齢の方は、腎(生命力)のパワーが低下することで、免疫力も低下気味に。

病気にかかりやすく、治りにくい体質でもあるので、日頃から”腎”の機能を補う養生を心がけましょう。
腹式呼吸や足腰を使う動作も積極的に取り入れましょう。

(おすすめ食材)*腎を補うには、黒い食材がおすすめ。

●黒ゴマ ●黒豆 ●黒きくらげ ●山芋 ●くるみ

●枸杞の実 ●羊肉 ●エビ ●なまこ


おすすめの薬膳レシピー鶏手羽元のポトフー

材料:A手羽元8本・A塩麴大匙2

   B オリーブオイル大匙1/2

   Bしょうが(すりおろし)10g

   キャベツ・かぶ・人参・じゃが芋・茸類などの

   お好きな野菜

   水5カップ・塩麴大匙2

   しょうがスライス4枚

【作り方】

① ビニール袋にAの手羽元と塩麴を入れ

  よく揉みこみ30分以上漬け込む。

                ② 野菜を食べやすい大きさに切る

                ③ 鍋にBのオリーブオイルと生姜を入れ

                  香りが立ったら①の手羽先を入れて焼く

                ④ 焼き色がついたら、残りの材料をいれ、

                  コトコト煮込んだら完成


(2022年11月の予定)

定休日:11/  3(木)・11/13(日)・11/20(日)・11/23(水)・11/27(日)

    *年末は、12/29㈭まで営業いたします。

 

43th創業祭11/5(土)・6(日) 10時~17時

子宝café   11/20(日) 10時~11時   

漢方café   (店頭)    11/30㈬ 10時~

      (オンライン)11/29㈫ 9:30~

 

【イベント出店】

12/4(日)ままいろフェスタ(昭和電工ドーム)

12/13(火)ごほうびマルシェ(ファベルスペース)

*イベント詳細は、HP見てね♪



みちかけ新聞 2022年1月号 No.53