【暑い夏を元気に乗り越えよう!】
【大暑】7月23日~8月15日の間は、1年で一番蒸し暑い時期。
この時期は、【暑邪】と【湿邪】が多すぎることから、熱中症や胃腸のトラブルなどの不調が増えやすくなります。
また、この時期の過ごし方が、冬場の冷え対策にもなるんです!
では、どのように過ごしたらよいのか養生のPointをお伝えします。
【暑邪】
汗をたくさんかくことで、身体の潤いや氣を消耗してしまします。
(養生)
通気性の良い服や帽子で暑さ対策とこまめな水分補給も忘れずに!
(食材)
スイカ・苦瓜・胡瓜・トマト・茄子・オクラ・春雨 等
【湿邪】
湿はどんより重いイメージです。
胃腸を痛める特徴があります。
(養生)
冷たい物・生ものの取りすぎは、夏バテのもとです。冷たい物をとるときは、一緒に暖かい食事も心がけましょう。
(食材)
冬瓜・生姜・みょうが・インゲン・枝豆・トウモロコシ等
【冬病夏治(とうびょうかち)】
「冬病夏治」とは、「冬に起こりやすい不調を夏に予防する」という意味です。
夏は体内の「陽気(体を温めるエネルギー)」が旺盛になります。
この時期にこの「陽気」を溜めておかないと、冬に「陽気」不足になり、冷えなどの不調があらわれます。
最近は、室内は冷房が効いていたり、冷たい物をいつでもとれたりと、夏に身体を冷やすことが増えてきました。
そのような過ごし方で、体内の陽気も少なくなります。
冬に体調を壊しやすい方は、夏の今こそ、しっかりケアすることが大切です。
上記の養生を心がけてみてくださいね。