【気になるけど、なかなか聞けない。ニオイの話】
口臭・体臭・汗のにおい・・・
気になるけど、なかなか聞けない・・・
そんなニオイについて、中医学の視点からお答えします。
【ニオイのタイプと養生】
口臭について
①生理的な口臭
朝起きた時や空腹時・緊張しているときなどは、唾液が少なくなることで、最近が繁殖してしまい、口が臭うこともあります。
②病的な口臭
虫歯・歯周病などの口の中のトラブルや胃潰瘍や鼻炎などでも臭うことがあります。
③飲食物による口臭
食品による一時的な口臭です。
④心因的な口臭
実際には、臭わないけど、なんだか臭うように感じてしまうこと。
【養生のPoint】
☆匂いのする食材は控えめに。
☆色の濃い葉物野菜・めかぶ・もずく・緑茶などは、においを防ぐ働きがあります。
☆腸内環境を整える納豆・ヨーグルトなどの発酵食品もオススメです。
☆あまりにも気になるときは、病気が隠れていないか、検査しましょうね。
体臭について
夏になると気になる体臭。
汗のせいだと思っている方も多いですが、実は、汗がにおうのではなく、汗や皮脂に含まれている老廃物が細菌などにより変質されてニオイの原因になるのです。
また、食環境の変化により、動物たんぱく質や脂肪を食べる事が増え、腸内での悪臭の原因にもなります。
年齢を重ねると気になる「加齢臭」は、皮脂に含まれる脂肪が酸化したり、最近による影響が原因です。
【養生のPoint】
☆皮脂の出やすい場所を清潔にしましょう。
☆食べすぎ・飲みすぎ・甘い物や脂っこい物の取りすぎには注意。
☆身体に余分な湿気や熱をためないようにしましょう。
☆デトックス効果のある食材を食べるようにしましょう。