【便は、腸からのお便りです。】
突然ですが、腸からのお便り、毎日届いてますか?
ちょっと怖い話。
あなたは、何回分の食事を腸に溜めてますか?
毎日でる方で、約3回分
2日に1回の方で、約6回分
3日に1回の方は、薬9回分の食事をためていることに!
腸内の温度は、真夏の台所と同じくらい…
ということは…想像してみてくださいね。
中医学では、大腸と皮膚は、関係していると考えます。
もし、ニキビや皮膚のかゆみなど、皮膚のトラブルがあるときは、腸内環境を整えてみましょうね。
【体質別便秘のタイプと養生】
①便が乾燥して硬くなる「熱」タイプ
このタイプの方は、熱がこもり、腸内の潤いが不足気味に。
☑便が乾燥して硬い ☑おなかが張って痛い
☑暑がり ☑尿の色が濃い
☑イライラ ☑味の濃い物が好き
熱を冷まし、潤いを足してくれる食材を意識して取りましょう。
(きゅうり・バナナ・こんにゃく・ハブ茶)
② 身体が冷える・疲れやすい「陽気不足」タイプ
冷えに弱い胃腸。消化不良や軟便や下痢にも気を付けて。
また、疲れ・病中病後・加齢などで、便を出すパワーが不足しているかも。
☑便が出にくい ☑排便後疲労感
☑脱肛 ☑冷えやすい
まずは、胃腸に優しい食事で、胃腸を整えましょう。
冷たい物、刺激物、脂っこい物は避けて。
(山椒の実・生姜・くるみ・松の実)
③お腹がはる・ガスが溜まる「ストレス」タイプ
ストレスの影響で、気の巡りが悪くなり、出にくくなります。
☑スムーズに排便できない ☑おなかがはる
☑ガスやゲップが出る
溜まった気は、動くことで発散されます。
お天気のいい日は、お散歩に出かけ、気の巡りをよくしましょう。
(大根・紫蘇・杏仁・カブ・オリーブオイル)
④女性や高齢者に多い「血不足」タイプ
生理・出産・授乳・寝不足・加齢などで、血不足に。
血不足になると、腸内の潤いも不足することで、便が出にくくなります。
☑便が乾燥している ☑肌や髪につやがない
☑顔色悪い ☑白髪
☑めまい
血を補う食事と、早寝を心がけましょう。
(チキンスープ・黒ゴマ・はちみつ・プルーン・キウイ・白菜など)
*便のお悩み、いつでもご相談くださいね。